■ 西の岬 (黒崎の鼻)
神奈川県 三浦市 初声町 下宮田
【最寄】 京急 『 三崎口 』
撮影 2005/02/27 ・ 2006/10/28 ・ 2006/12/23 ・ 他多数




  初瀬野 邸 カフェアルファ のある、海辺の草原のような場所です。

 付近の描写と、公開されているイラストマップから、現在の 黒崎の鼻 近辺をさすというのが、ファンの間でのメインの見解です。


 場所は、京急の終点 『三崎口』駅 から、西へ2キロほどの地点。

 現地までのルートは、途中でどういう景色を楽しむかによって、大きく分けて3〜4通りありますが…

 今回は最もオーソドックスな 『広がる大根畑を眺めながら一直線』 のルートをご紹介しましょう。



 なお、現地にはトイレが無いので、徒歩で行く人は、三崎口駅内のトイレを使っておきましょう。

 また、自販機などもいっさい無い場所なので、駅を出てすぐのコンビニでおやつを買っておくとベターですね。 お茶とカリントウの組み合わせなど、いかが?














 それでは出発です。


 「三崎口駅」から国道134号ぞいに北へ200メートル行ったところにある、やや登りぎみのゆるい坂を左折すれば、あとはほとんど直線です。


 どこまでも続く電信柱と、周りに広がる大根畑を楽しみながら、丘の彼方へ続く直線を、西へ西へ…












 最終的に、丘の最も北西…
行き止まりのような場所にたどりつく形になります。


 この行き止まりの右側(北西)にある1メートルほどの盛り土でできた草ボウボウの土台が、 初瀬野 邸 の建築予定地 です。

 そばの看板にもそのように記されています。(うそをつけ)


 「夕凪の時代」になると、このあたりに 『カフェアルファ』 が建ち、店員さんがリボンのついたスイカをおすそ分けしてくれたりするのです。



 さて、道は一見すると、ここで行き止まりですが…

 ヨコハマファンであるあなたは、さらにここから、勇気をふるって(?)柵を越え、西へ向かって降りていく小さな小道を進みましょう


 ほどなく、岩の岬が あなたの眼前に広がってくるはずです。













 ちなみに左の写真は、行き止まりの左のほうに続くちょっとした駐車広場… なのですが、行き止まり付近に鎖が横渡してあることから、「許可が無いと停めてはいけない場所」 と思われます。

 もし、ここにマイクロバスが停まっていたら、まず間違いなく、黒崎の鼻で ドラマ・映画撮影 が行われています。

 1人静かに浜の風を感じに来た方は、ご愁傷様ですが、彼らが帰るまで付近で時間をつぶして待つ他ありません…(泣)



 あなたが自動車などで現地に訪れるつもりであれば、ここよりむしろ、黒崎の鼻の南… 三戸海岸側にある駐車広場を目指して来られることをオススメします。

 …といっても、三戸海岸の中央付近の、「諏訪神社前の駐車場」 ではなく、そこからさらに北に向かって、地元の家々の間のせまい小道を800メートルほど進んだ所にある駐車広場です。

 途中の道が狭く、やや分かりづらい場所ですので、地元の方に道を訪ねられると良いでしょう。

 狭い道に自信が無かったり、車体の大きな人には難易度が高いですが、黒崎の鼻はグッと近く(徒歩数分)なります。


















 黒崎の丘の行き止まりから、背の高い草木のトンネルのようになった小道を海へと降りていくと、眼前に広がる岩の岬…

 ついに、黒崎の鼻 に到着です!



 海に突き出した高さ10メートルの岩場は、ただそこに行くだけで数々の名風景を約束してくれる、そんな場所です。

 南と北に三戸和田の海岸、西に 伊豆半島
空気がすんでいれば、北西に 富士山 も見えるかもしれません。



 ところで皆さんは、ここから 江ノ島 も見える、と勘違いしていませんか?

 第1話の見開きで そのように描写されているので、そう思い込んでいる人も多いでしょうが、実は黒崎の鼻近辺からは、荒崎 にはばまれ、「江ノ島」は見えないのです!

(…と偉そうに言っている僕も、今回の写真を撮りに久々に黒崎を訪れてその事実に気づき、仰天したのですが)

 あのコマの風景は、「アルファさんの住む家を、三浦半島西海岸が一望できる理想の地」としたかった、芦菜野先生の願い も加味されたものなのかも…?




 あるいは… 連載当初の構想では、「黒崎の鼻」 以外の場所が 『西の岬』 だったのかもしれません。

 僕が気になっているのは、カフェアルファで頻繁に使われている お魚マーク

 三浦半島西岸で魚に関係した場所といえば…
そう、『京急 油壺マリンパーク』 です!

 「西の岬」は当初、マリンパーク跡地にあったのです!


…と、意気込んでみたものの、「黒崎の鼻」以上に海に突き出ている、マリンパークのある 「油壺の岬」 をもってしても、まだ 「カフェアルファの はるか北に見えている三角形の山」(葉山 の 大峰山 ではないかと思われます) が見えないという、第1話の見開きとの矛盾が残ってしまうのです。

 むー、やはり 「黒崎の鼻」 の風景に、芦奈野先生の理想をプラスアルファしたのが 西の岬 なのかな?






 ちなみに、黒崎の鼻のすぐ北東には、港の割には船も見当たらない 小さな不思議な港があるのですが…

 実は これ、『初声マリーナ』 と呼ばれるヨットハーバーの、跡地なのだそうです。

 あんな、(今は)何も無い場所に、唐突に 「夕日が見れるレストラン」 があったり、三戸海岸の中ほどに唐突に 「BEACH BUM」 があったりするのも、おそらく その名残なのだろう… と、さまざまな違和感が氷解しました。



 ヨコハマの物語とは直接関係ない場所ですが、こうした 「何かの跡地」 って、とても 「ヨコハマ的」 に思えたので… メモの意味も込めて、このページに記しておこうと思います。(2008年11月)




















 ご存知の方も多いと思いますが、この「黒崎の鼻」のすぐそばの丘の上には、『まるでカフェアルファのような外観と位置の家』 としてヨコハマファンの間で有名な、レモン色の家があります。


 今回の写真を撮影がてら、近くまで行ってみようとしたのですが、唯一接近できそうな道には横縄がわたしてあって、どうも関係者以外は近づくことすらできない場所のようです。

 パッと見に生活感が無いので、別荘か、すでに売家になっているのかもしれませんね。






 あと、この建物の正式名称が 『初声シーハウス』 であることを、2011年に「Googleマップ」で偶然に知りました(笑)







 最初に この家を撮影した 2006年から、12年が経った 2018年 6月

 あるヨコハマファンの方からの情報提供がキッカケで、自分が、この建物が 『初声シーハウス』 である証拠(?)の写真を撮っていた ことを 今さらながら思い出して、仰天するやら あきれるやら… という経験をしました(苦笑)

 当時は、単なる 「レモン色の家の近くの1風景」 ぐらいの気持ちで撮影していたので、そこに書かれている文字までは気が回らなかったのです。 この看板と 「初声シーハウス」 は、100メートルほど離れていましたし…(苦笑)

 とはいえ、撮影しておいてよかった〜






 これは、北の和田長浜の砂浜から黒崎の鼻を眺めた写真です。

 岬のシルエットが2段階に低くなっていますが、中央の、中ぐらいの高さの一帯が黒崎の鼻です。

 そのシルエットは、SFで出てくる宇宙巡洋艦のようで、カッコいい〜。








 黒崎の鼻は、三浦半島屈指の 夕日のビューポイント でもあります。

 皆さんも、日没の1時間ほど前に現地を訪れて、「将来 アルファさんたちが夕方に見るであろう美しい光景」 を、ぜひ体験してきてくださいね。


 左の写真は、「黒崎の鼻から眺める、伊豆半島に沈む夕日」 と 「黒崎の鼻の東から眺めた、黒崎の鼻自体に沈む夕日」 です。













 ちなみに、マリンパークよりさらに南にある 諸磯「浜ノ原」 という岬からは、ギリギリで 「北の大崩れ」 も視界に入るため、「こここそがカフェアルファ建設予定地である!」 と主張するファンの方も一部にいるのですが…

 残念ながら、浜ノ原 はカフェアルファ建設予定地ではありません



 理由は、2つあります。

 1つは、諸磯が 「三浦半島 西海岸の、最南端の岬」 であること…

 仮に ここにカフェアルファがあるとすると、第3話の背景(南のほう)に、『西の岬の彼方の建物』 が描かれている点が矛盾します。

 諸磯は 「最南端」 なのですから、その南に さらに別の岬など あるはずが無い からです。



 そして もう1つは、そもそも、『ポストカードブック』内の ヨコハマ地図 と、矛盾している 点です。

 左の写真が、そのヨコハマ地図の全体像と、カフェアルファ近辺の拡大図になりますが、カフェアルファのすぐ南の湾に 「Koajiro」(コアジロ) と書かれていることが お分かりになるかと思います。

 つまり、カフェアルファが乗っかっている岬は、小網代湾より北に位置している必要がある わけです。

 小網代湾より1キロ以上も にある 「浜ノ原」 では、どうがんばっても 「カフェアルファ候補地」 には なりえない ことは、明白なのです。





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