■ 変に青く
   波のない水面
神奈川県 三浦市 南下浦町 金田
【最寄】 京急バス 『 金田 』
撮影 2006/10/28 ・ 2007/02/08 ・ 2007/06/16 ・ 2008/02/16




 アルファさんが、ココネと地元三浦をツーリングした際に案内した場所の1つ…

それが、『変に青く波のない水面』 です。


 ココネがアルファさんから受けた説明によると、『池のようなそれは くねくね曲がった谷の奥まで入りこんだ海』なのだそうです。

 漫画内から読み取れるさまざまな条件から考えて、モデルになった場所は、『岩堂山』 の北1.5キロに広がる 『金田の谷』(正式名称ではなく、僕が勝手にそう呼んでいます) ではないかと見ています。



 「金田湾 海水浴場」の西、小さな町並みの奥に広がるこの谷は、『大三叉路』(引橋交差点)のすぐ近くにありながら一気に標高が下がる、中央を走る川の両側に均等に畑が広がった場所です。

 付近の丘の上には地元の主要道路がありながら、この谷に下りれる場所は限られています。 理由は急勾配でしょう。

 そのためか斜面のこんもりした木々にはほとんど手がついておらず、谷の姿は森に覆い隠されるような形になっています。
 知らない人が見れば、まさかその底に畑や民家があるとは思えないほどです。

 事実、僕もつい最近まで気づきませんでした。
付近から眺めては、「深い森だな…」と感心していたほどですから。(苦笑)

(左の写真は、その谷を「南」から眺めたものになります。 アルファさんたちは「北」から眺めているため、向きとしては真逆です。
 分かりにくいですが、中央右側の斜面に並ぶ家々の手前に、件の谷が広がっています。)





★ちなみに、2014年3月になって、Jさん という方が、
『「変に青く波のない水面」のモデル地は、元屋敷です!』
と、mixi の「ヨコハマ」コミュで発言していたのですが…
 
話を聞くかぎり、ちょっと うなずけない内容であったため、
以下のようなページを作って、1つ1つの可能性を検証してみました。

『「変に青く波のない水面」 のモデルとなった場所は、
「元屋敷」ではありません』


(ご興味の無い方は、このまま 下に読み進んでいただいて結構です)
















 さて、アクセスです。

 いちばん簡単なのは、京急『三浦海岸』からバス(海35系統)に乗り、『金田』で下車する方法でしょう。 バスは1時間に2本ペースで走っています。


 海ぞいに南に歩くと、すぐに 『走湯神社入口』 というT字路があるので、西へ右折して町並に入ります。(写真の交差点は、北向きに撮られています)

 あとは西へ向かって、道を選びつつややクネクネと歩くだけです。



 途中に特別目印になる物も無いですが、谷の中央を流れている細い川から離れないように歩けば、最深部に辿り着けると思います。

 目指す谷間の最深部までは2キロほどで、付近に店もトイレも無い 単なる地元の畑ですから、そういう準備をして挑みましょう。

(強いて言えば、交差点から北北西に300メートル行った所にある『金田山円福寺』で、敷地内のトイレを借用する、という手があります。 お寺に入れる時間帯などは不明です。)


 上からならまだしも、谷から見上げる付近の丘は、特別美しいわけでもありません。 夕凪の時代を迎えたときに、この一帯が入江になってしまうのだ… という
感慨を味わうことが主目的でしょうか?








 それでも、最深部まで行くと、「なんでこんな場所に?」という感じで、地元の
釣り池が登場します。 そう、今まで辿ってきた川は、この池から流れ出たものだったのです。

 こんなヘンピ(失礼)な場所にある釣り池ですから、使っているのも地元の方が中心のよう…

 平日に、しかもこんなローカルな場所の写真を撮りに行った僕は、地元のおじいさん達に チラチラと不審な目で見られて困りました。(無理もないですが)


 でも、僕がこの谷を見てみたいと思ったキッカケは、「ヨコハマ〜」ではなく、地図で偶然見つけた最深部の「池」の正体を知りたかったからでもあるため、ココを外すわけにはいかなかったのです。



 ちなみにこの時、釣り用の足場を工事していたおじさんが、脇に置いていた大事な工具を池に落として 「ああ〜!」 と嘆いていました。

 「僕に気を取られていたせいかも…」 と思うと、何か ものすごく申し訳ない気持ちに…










 以下に、3つの方角から谷を見下ろした写真をお見せしますので、頭の中で組み立てて「こんな感じの谷なんだろうな…」と、旅情にひたってみて下さいまし。


 まず左の写真は、『走湯神社』 の裏、谷の東側から見下ろしたものです。

 ただし、この丘はどうも「他人さまの畑(私有地)」ぽいので、入るときは覚悟を決め、自己責任でお願いします。









 これは、谷の北側の丘… 『引橋交差点』 の近くから「金田湾」に下りられる道に入ってすぐ辺りからの光景です。

 谷全体を見るには、もっとも適した場所だと思います。
が、この日は空気中の湿度が高く、風景が白っぽくなってしまいました。



…というわけで、2007年6月に撮りなおしてきました。(下のほうの写真です)
 ついでにパノラマにしてみたり。
















 左の写真は、南側丘の坂道の途中から見下ろした谷です。

視界も良く開け、もっとも谷の起伏が美しく見えるポイントではないでしょうか。


 ここから逆に、南の丘を登っていくと、『三浦霊園』 の西で大きめの道路と合流します。 南西へ500メートル行くと、『岩堂山』 に向かうT字路に行き着きます。





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