■ 北の大崩れ (藤色のフィルター編) | |
神奈川県 横須賀市 秋谷 | |
【最寄】 京急バス 『 長者ヶ崎 』 | |
撮影 2007/04/05 ・ 2007/07/24 ・ 2008/02/16 |
夕焼けを見ることは多いのですが、西の空がパーッと藤色にそまるのを見る機会は、なかなか無いですよね… それにもめげず、アルファさんの見た「北の大崩れ からの藤色の夕焼け」を求めて、足しげく 長者ヶ崎 に通った、これは、そんな男の記録です(笑) |
【 2007/04/05 】 やや藤色っぽく写っていますが、これは撮影の結果たまたまで、実際はこんな感じの色ではありませんでした。 |
【 2008/02/16 】 無理だと思っていました。 朝、三浦海岸 についたとき、頭上はほとんど雲に覆われていましたし… 昼、頭上はスッキリ晴れてくれましたが、地平線近辺には水蒸気をタップリ含んだ空気が霧のように広がっていました… 夕方、渋滞を避けてバスを降りて歩き出した途端にスイスイと道が流れだし、30分に1本の「長井〜逗子駅」ルートのバスに置いてけぼりを食らいました。 トボトボと国道134号線を徒歩で北上しつつ、西へと急速に傾いていくオレンジの太陽を見たときの絶望感は忘れられません… だから、まさか今日 出会えるとは思っていなかったのです。 『藤色のフィルター』 に。 横須賀市民病院 から出たバスが 長者ヶ崎 に到着し、伊豆半島 の上にまだオレンジの太陽が浮かんでいるのを目撃したとき、自分は奇跡をすら感じました。 以前までの、土日の国道134号の殺人的な渋滞を知る方なら、秋谷近辺が土曜の夕方にスイスイ通行できた… などと言っても、にわかには信じ難いのではないでしょうか? しかし現に今、僕は日の入りに間に合い、長者ヶ崎に立っています。 これは、思し召し(おぼしめし)です。 ヨコハマの神(どんなだ)が、出会いなさいと言っているのです、「藤色のフィルター」に! 御意。 来るがよい、藤色の空よ。 俺はロボットの娘さんのように、おもいっきり見入ってしまうことなく、その姿をこのデジカメに収めることだろう。 |