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そんな中、候補に上がったのは… 田園調布にある『多摩川台公園』。
『亀甲山古墳』(かめのこやまこふん)とも呼ばれ、その名の通り、かつては豪族の古墳があった跡地だそうです。
古(いにしえ)の豪族が住んだ土地に、現代の豪族(笑)が住み着いた土地…
それが田園調布なのでしょうか?
この「亀甲山古墳」…
偶然にも自分、以前に一度訪れた事がありました。
2004年の2月、近場で風景の良い場所を探していたときに地図で発見。
多摩川のそばで、高さもあり、しかも公園。 これは景観が期待できそうだ! と、意気揚揚と向かったのですが…
なんと、生い茂った緑が壁となって、多摩川がクリアに見えないのです。
すごく寂しい気持ちで帰宅したのを憶えています。
それからしばらくして「ヨコハマ〜」にモデルとなった数々の土地があることを知り、どうもその1つが「亀甲山古墳」であるらしい事をネットで知って仰天。
しかし、三浦半島方面のモデル地を優先して追ったため、こんなに後回しになってしまいました(笑)
公園という、雰囲気の良い場所であることからも、ここがモデルとなった可能性は高そうです。
『亀甲山古墳』へのアクセスは、東急東横線『多摩川』駅すぐそば。
西のほうに見えている丘が目的地です。
隣接する『多摩川台公園』と合わせて700メートルほどの細長い敷地を、ゆっくりお楽しみください。 この丘の南西斜面のどこかに、将来、ロボットの娘さんがアトリエを構えるのです…(笑)
ちなみに自分は、「多摩川台公園」に古墳があることを看板で知って、「この丘の向こうにあるのだな!」と5メートルほどの小さな丘を登ってみたのですが、すぐに下り階段になって、砂利敷きの小さな平地に出てしまいました。 見回しても古墳は無し…
不思議に思って振り返り、そばの看板を見て愕然としました。
なんと、今 越えてきた、このちっぽけな丘が古墳だったのです。
ババーンと巨石が露出しているような古墳を期待していたのに、「地面の下にありますよ」て、そりゃあんまりでは?
(写真は、公園敷地内のさまざまな風景…
丘の南西部の入口付近はすぐ道路なので、なかなか撮影が困難でした)
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