■ 富士山と
 ナイの飛行機?
神奈川県 西部
撮影 2013/05/08




 その日、父の一周忌のために、東海道新幹線で帰省の途についていた僕の目に、富士山 の勇壮な上半身が映っていました。


 今日は、最高の透明度! というわけではなく、空気はややぼんやりしていますが、雲はほぼ皆無で、富士山本体がクリアに見える好天です。

 年3回、往復で計6回ずつ、20年以上も新幹線の車窓から富士山を眺めてきましたが、意外にもこういうクリアな富士山に出会える機会は少ないものです。



 さて、そんな ややぼんやりした空気にさそわれるように、ややぼんやりした頭で富士山を眺めていた僕の視界の中に、何かが一瞬、キラリと輝いたように見えたのはそのときでした。


 その明るさは、早朝のそろそろ太陽が昇ってくる時分に眺める、金星ぐらいでしょうか…?



 『…飛行機じゃないか?』



 そう気がついた自分の脳裏に、

 旅先の三国峠でモロコシ焼きの手を止めて、富士山の上空を行く「プロペラひとつの 黄色い飛行機」に手を振っていたアルファさんの姿がよみがえり…


 気づけば、「これは、ヨコハマファンの皆と分かち合わねば」 と、シャッターを切り続けている自分がおりました。











 が、神奈川のこのあたり(西部)は山や丘が多く、したがってトンネルが増え、新幹線から富士山が見える時間も、トンネルを抜けて谷間を走る 数秒〜5秒 という厳しい場面が増える場所でもあります。


 その短い時間に、アングルと露光を決め、ピントを合わせるのはなかなかの困難で…(苦笑)


 それでもなんとか、それらしい2枚を入手する事ができました。

 車内から撮影したものなので、実際の光景よりやや暗く、色味も変わってしまっていますが、雰囲気は伝わるのではないかと。



 こうして写真になったものを見直してみると、飛行機本体のクッキリとした灰i… 黄色が目にまぶしいですね。



 夕空の静かな空の中で、この光景を眺めたアルファさんの気持ち、感動が、我々にも理解できようというものです。

 …写真撮ったのは早朝なんですが。



 そもそも、ここは三国峠とは、富士山をはさんで南北に反対の場所なんだけどね…




 まあ、そうした瑣末(さまつ)な問題はさておき(瑣末か?)、あなたにささやかながらも「アルファさん気分」を味わっていただきたく、これはそんな僕からの帰省土産とお考えいただければさいわいです(笑)





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