これ以外にも、内側の2本は実はやっぱり「普通の虹」で、 その外側の「夜空と同じトーンの貼ってある部分」が実はもう1本の輪で、 最後に一番外側の明るい輪で計3本、 という見方もできなくはないですね。 その場合は、アルファさんは、 「人間の可視光線」プラス「遠近の赤外線」 が見える眼を持っていることになりそうです。 人間の眼よりも、さらに長い波長まで感知できる という事ですね。 こっちのほうが、性能としては「それっぽい」かな? 可視光線が見えないという設定は、 人間離れしすぎていて、僕もさびしい気もするので…(笑) そして、keii-i さん。 考察のヒントを、ありがとうございました! |
このページをアップして、翌日 mixi に行ったところ、 keii-i さんからの追加情報があったので 読んでみたのですが… むむー… それを読むと、 「アルファさんには赤外線が見えてる説」が、 僕の中でちょっと揺らぎだした気がするのです。 というのも、この現象を『光冠』だとすると、実は光冠は、 何層かにつらなって見えるものなのだそうで… (といっても、人間の眼で簡単に識別できるものではなく、 写真などを通して見えてくる淡い現象らしいです) 以下のページは、keii-i さんに教えていただいたものなのですが… 『橋本章さんのページ』(光環) たしかに、写真を通して3層ほどの虹が確認できますね。 ここで気がついたのが、件の「最後の大ゴマ」。 僕はあの絵を、 「間に大きな隙間のある、3色(3本)の輪」 と見たのですが… あれって、よく考えてみたら、 「内側の明るい2色」と、「外側の黒(隙間)と一番外側」が 相似になって並んでいるようにも見えるのです。 つまり、 「内側の輪」を、一回り大きくして、 かつ暗くしたのが「外側の輪」… そう考えると、あの絵は、 「間に隙間をはさんだ3本の輪」ではなく、 『2本の光冠(虹)』という事になってしまう… だとすると、隙間の正体は、 『暗くて目視できなくなった「虹の内側」』… つまり、別に「アルファさんの視点」というわけではなく、 おじさん(人間)にも目さえ良ければ十分に見れる光景を、 より詳細に描写しただけのコマだったわけです(ガーン) そして、アルファさんが「3本見える」と言ったのは、 単に人間よりさらに高い(カメラのような)感度の眼を持っている、 という程度の意味だったわけです。 自分の思いつきを、直後に否定する形に なってしまうのは、正直悔しいですが… だからといって、現実から目をそらすのも卑怯なので、 現時点で分かっていることを上記に客観的にまとめてみました。 ただ、1点だけ気になるのは、アルファさんのセリフです。 あの、唐突に出てきた「タバコの気配が分かる」… あれは、この話にどう絡んでいるんだろう? で、いろいろと考えてみたのですが… この130話は、『ロボットの高性能な感知能力』の話で、 おじさんがタバコをつけるときのわずかな変化 (熱・音・空気の触感)でも、アルファさんは敏感に察知している… という意味を含んだ会話だったのかもしれませんね。 |