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5巻・第38話で、黒潮に向かって発進した、最後の水上艇…
子海石先生たちの研究と青春の思い出との、別れのシーンでもあります。
その水上艇が通ったルートが、剱崎 と 洲崎 の間の直線コース…
野比海岸 からなら、一直線に南下して太平洋まで進めます。
91ページがそのイメージなのですが、進行方向の左右に2つの光点があるのがお分かりでしょうか? これはそれぞれ、剱崎灯台 と 洲崎灯台 を示している… と考えられます。
そこで今日は、その1つである 剱崎灯台 を皆さんにご紹介いたしましょう。
…と言いたい所なのですが、今回に限り、写真だけに留めておこうと思います。
理由は、この灯台が、僕が初めて 三浦市 に来たときに訪れた、自分にとって最も三浦半島を象徴する、思い出中の 思い出の場所だからです。
芦奈野先生にとっての心の場所が 西の岬 なら、
僕にとってのそれは 剱崎灯台…
それを愛することにかけては他者に1歩も引けを取らない、最愛の場所の1つなので、紹介したい一方で、「誰かれ無しにゾロゾロ訪れられてもヤだなぁ…」 という思いも確かにあるのです。
もっとも、このネット時代… ちょっと検索すれば簡単に行き方は判明すると思いますから、その手間を惜しまない方だけ、ご自身の力で調べて、訪れてみてくださいね。
探してみれば、おそらく驚くほど呆気なく所在を突き止めることができるでしょう。 この灯台は、三浦半島内では、それなりに有名な場所なのです。
最寄のバス停からも道なりに1キロちょっと離れており、現地の近くにあるのは自販機 程度… 最寄で唯一の公衆トイレもハッキリ言ってかなり汚く、「人を選ぶ」場所だとは思います。 特に女性は1発でイヤになる可能性大ですが…
僕にとっては、「この近くに住みたい」 と、初めて訪れてから6年経った今も切実に思いつづけさせるほどの場所です。
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