【当ページは】


 ■ 月刊アフタヌーンで12年近く連載され、2006年春に終了した

   『ヨコハマ買い出し紀行』(芦奈野ひとし)の世界を、

   舞台の基盤となった 現実の三浦半島 とからめて楽しんでいきたいなー、
   というページです。


 ■ なお、管理人は ふき と申します。

   現在は、東京池袋の地で日々を過ごしつつ、
   いつか「三浦の土」になることを夢見る(笑)オサーンです。

  (2016年現在は、故郷である 「三重」 に一時的に引っ越しています)





 
【現地】


 ■ 物語中で登場し、実際に僕自身が足を運んだ場所について、
   写真つきで紹介します。

 ■ 枠の太い写真は、漫画内のコマと視点に近いものです。
   並べてあるものの中でも、特にヨコハマ世界の雰囲気を味わいやすいと
   思われる写真です。

 ■ パノラマぽい写真の中には、見やすさを考慮して、新規ウィンドウで
   開くものもあります。

 ■ 写真はなるべく幅広く載せますので、皆さんも現地に足を運んだ際は、
   『あの写真に写っていた場所はココか〜』などと「ヨコハマ〜」的楽しみ方で
   三浦半島の魅力を再発見していただけると、僕もうれしいです。

 ■ 大量の写真を一度に見たいときは、
   たとえば「インターネットエクスプローラー」であれば、
   Ctrl キーを押しながら、写真のサムネイルを左クリックすると、
   その写真が「新規タブ」で開かれます。
   いちいちページを戻らなくていいので、便利だと思いますよ?

 ■ 写真内に「人物の顔」「自動車のナンバー」「チェーン店などのロゴ」
   入っている場合は、元が分からないよう修正しています。
   ただ、個人営業のお店に関してだけは、現地商店の宣伝の意味も込め、
   できるだけそのままにしています。

 ■ 当サイトの写真・イラストを、
   閲覧以外の目的で許可無く使用することを禁じます。
   ただ、ご相談には応じますので、メール・掲示板にてご連絡下さいね。
   用途によっては、サイズの大きいオリジナルデータの提供も検討します。

 ■ 場所によっては、一度や二度ではすまない頻度で管理人が訪れており、
   文面に現地への過度な愛着があふれていてややブキミかと思いますが、
   どうか、あきれずにお付き合いください(笑)




 ■ 当サイトでは一部、『古い情報』 を あえて残しております

   当サイトを開設し、足しげく三浦半島に通い続けた 2006年ごろから、
   この追記を書いている 2019年で、すでに10年以上が経過しています
   その間 三浦半島も、一部が大きく様変わりしたようです。

   しかし 当サイトでは、「当時の記録」 の意味を込めて、
   あえて古い情報や写真を そのまま載せてあります。

   (ただ、あまりに様変わりした一部のものに関しては、
   説明を追記しています)

   「当時を懐かしみたい方」 にとっては、
   そのほうが価値があると考えたためです。

 ■ 電車・バスは、事前に皆さん自身でも確認を取るようにして下さい。

   各社や現地の都合で、運行内容が変更になっている場合があります。
   『京急』 の ホームページがオススメです。




 ■ 一時期、さまざまなヨコハマ名所を、Google マップなどの地図サイトに
   リンクさせて1発で名所の位置が分かるようにしようか? とも考えて
   いたのですが… これは断念しました。

   「当サイトの紹介文をもとに現地に辿りついてほしい…」という
   僕個人の思いも もちろんあるのですが、

   色々なサイトから情報を集めて、自分で現地を推理して辿り着く…
   というプロセスは、『ヨコハマ買い出し紀行』という作品を通して
   芦奈野先生が読者と共有したかった「旅の魅力の1つ」なのでは
   ないだろうか…? それを、自分が勝手に摘んでしまって良いものか??

   と、思うようになったからです。


   もちろん、関東以外の方が遠路はるばる三浦半島までやって来て
   「見つからなかったよー(泣)」と失意のまま帰られるのも心苦しいですから…

   そういう時は旅行前に、ぜひメール掲示板などでお尋ねになって下さい。
   現地に辿り着くための、できるかぎりの情報を提供いたします。

  (2016年の サイト10周年を機に、Googleマップを導入してみました)




 
【現地関連】


 ■ モデルとなった場所に関連した、あれやこれやを紹介しています。

 ■ 物語中で描写されていない、地名だけ登場した場所なども取り扱っています。

 ■ 単なる現地紹介よりも、
   さらに漫画内のシーンに近いロケーションを追ってみたりも…




 
【探す】


 ■ モデルとなった場所を探す過程や、
   いまだに断定できない場所についてなど…

   『現地』に載せるには不充分な、しかし捨てるには惜しい紀行文を、
   アレコレつらつらと語っております。




 
【各話感想】


 ■ 各話について、感想と、やや自分なりの考察をまじえて語っています。

   実際に『ヨコハマ〜』を片手に、
   「ほぉ、このサイトの管理者はそういうふうに考えたか…」
   という感じで、いっしょに楽しんでいだければうれしいです。

   ただ、まだ最後まで読んでいらっしゃらない一部の読者さんのことも考慮し、
   ココ一番という場面については、あえて「結末を匂わせる程度」に
   抑えて書いている場合があります。

   その点は、ヘビーユーザーには物足りないかもしれませんが…
   ご了承ください。


 ■ また、本文中に『〜だそうです』といったハッキリしない語尾の部分が
   ありますが、これは人づてに聞いたり、他人様のページで得た情報
   自分なりにかみくだいて書いた部分です。

   本来なら「出どころ」も書くべきなのですが、キリが無いことと、
   大元の出所を探り当てるのがほとんど不可能なことから、
   このような書き方にとどめました。

   とりあえず語尾がハッキリしていなければ、
   「ここは 書いている本人も自信が無いんだな」
   ぐらいに思っていただいてOKです。




 
【考察など】


 ■ 作品に関する考察や、作品を元にふくらませた妄想など…




 
【大判写真】


 ■ ヨコハマ名所の写真を、大判(1024 x 768) で ご用意しました。

   壁紙としてお使いになれば、あなたのマシンがヨコハマ仕様に…(笑)




 
【絵】


 ■ 僕の稚拙なイラストを大公開(笑)




 
【Link】


 ■ さらなる、素敵な「ヨコハマ」関連サイト様にご案内〜。






 
【現地に行くなら】


  『現地』の紹介を読まれて、『俺、今度の土日はゼッタイ三浦行くよ!!』 と
  三浦半島愛に燃え上がってくださったアナタに、いくつか現地のアドバイスを。

  …て、ほとんど、「歩き」で行く人限定ですが(笑)



 ★『三浦半島1DAYきっぷ』

  何はさておき 『三浦半島1DAYきっぷ』
  (泊りがけなら 『2DAYきっぷ』)を購入しましょう。

  詳細は『京急』ホームページでご覧いただくとして、
  どういう切符なのかを簡単に説明しますと…


  例えば品川からなら、
  『1900円で「金沢文庫」以南の、ほとんどの電車とバスが乗り放題』
  になります。

  「品川 〜 三崎口」の電車賃が900円と言えば、
  この切符のスゴさを実感いただけるのではないでしょうか?

  『城ヶ島』に行って帰るだけで600円トクする勢いですから。


  さらに圧巻は、『2DAYきっぷ』

  背景に、現地の宿泊施設との連携があるのかもしれませんが、
  品川からなら、お値段2000円 と、
  なんと、1DAYに、たった100円プラスするだけで、2日間乗り放題なのです。


  正直、これを書きながら 「えぇのか? 京急??」 と心配になる価格設定ですが、
  京急が 『もうからないので、このキップやめます』 と言い出すまでは、
  たっぷり堪能させてもらおうと思っています。

  正に、徒歩派の『ヨコハマ〜』ファン必携のアイタムと申せましょう。



 ★トイレの位置を常に確認

  地方の旅になれている方なら、トイレ施設の劣悪さは
  ある程度覚悟の範疇だと思います。

  もちろん、三浦半島もズバ抜けて劣悪というわけではありません。

  ただ、外国人利用者の多い京急施設(したがって、キレイな洋式トイレが多い)
  から出たとたんに、地方相応の海岸トイレに直面するので、
  そのギャップにちょっと驚く場合がある… という感じです。


  こういう場合、本当の山奥なら、人の見ていないところでコッソリ…
  という最終手段もアリですが(そうか?)、

  三浦半島は想像以上に周りに民家があり、見晴らしも良いため、
  そのあたりがなかなか難しいのが実情なのです。

  特に僕のような、お腹PP芸人は…(芸人じゃないだろう)


  『カフェアルファ』周辺も、お店以外の最寄のトイレでは、
  1キロ離れた 『諏訪神社』前まで行く必要があります。

  景観を存分に味わう意味でも、安心して使用できるキレイなトイレ
  見つけたら、こまめにチェックしておくことをお勧めします。 



 ★最低でも10キロ歩ける体力を

  旅行誌で軽々しく紹介されている「三浦」ですが、
  実際に訪れてみると、観光地としてはややハード(徒歩を必要とする)で、
  愕然とされることもあるかもしれません。


  特に、われわれのようなヨコハマファンが訪れる場所は、
  観光地というよりは「知る人ぞ知るスポット」なので、
  そのあたりが顕著です。

  たとえば、「カフェアルファ」のある 『西の岬』(黒崎の鼻) は、
  まず普通ーに駅から2キロある上に、近辺に案内すらありません

  「下調べを怠りし痴れ者は、三浦の土となるべし」 との、
  地元の方々の声が聞こえるようです。(失礼なことを言うな)


  このように「三浦半島」の名所は、
  徒歩の旅行者に、ある程度の「根性」を要する場所が少なくないのです。

  最低でも 10〜15キロを歩ける体力 と、ネットによる下調べ
  迷ったと思ったらすぐ地元の人にたずねる(近くに人がいるうちに)といった、
  ちょっとした山登りぐらいの覚悟と準備でいどみましょう。


  逆に、その心構えがあれば、
  三浦の風景は、必ずやあなたにほほえみかけてくれるはずです。



 ★できれば平日に

  『歩きは大変かもしれないけど、僕は自動車で行くから平気だよww』
  と考えていらっしゃるアナタ…

  それは、「車がスムーズに流れれば」… の話です。

  土日の横須賀近辺の混雑を一度体験すれば、
  次回以降、「休日に自動車で」 という選択肢は消滅することでしょう。


  徒歩のアナタも油断禁物。
  バスが 10〜15分遅れたぐらいで泣きごとを言うようでは危険です。

  (ただ、このサイトを制作しはじめた 2006年ごろに比べれば、
   西海岸側の渋滞はずいぶん軽減されたように思えます。

   当時は、「長者ヶ崎」近辺の道路の補強工事の影響で、
   殺人的な渋滞が慢性化していましたから…)



  なので、できれば平日に休みをとって出かけましょう

  平日の三浦半島は、本当に「ただの半島」に過ぎなくなるので、
  さらに「知る人ぞ知るヨコハマ名所」ともなれば、場所によっては
  半日近く居て出会った人間が3〜4人… という事すらありえます。

  休みにしか三浦を訪れていなかった人は、
  自分の目が信じられなくなること請け合いです(笑)


  どんな旅でもそうですが、
  その土地を本当に満喫できるのは「平日」なんですよね。





 
【「ヨコハマ買い出し紀行」と、僕】


  5年ほど前の僕にとって、『ヨコハマ買い出し紀行』 は、
  友人に勧められたか、絵が愛らしかったか… あたりの理由で、
  数冊を所持している程度の価値の漫画でした。


  そんな僕が「三浦市」を中心とした三浦半島の徒歩旅行に足しげく
  (平均して月一程度ですが)通うようになるのは、2002年の秋から…

  漫画 『鎌倉ものがたり』(西岸良平) の関連で、
  湘南一帯に興味があったことや、
  故郷である三重県と風土が似ていることなどから、
  三浦半島南部への愛着は増していきました。



  そんなこんなの日々を過ごしていた、2004年の春

  なじみの 三戸小網代 についてネットで調べものをしていた時、
  やたらと 『ヨコハマ〜』のファンページ がヒットしてくることに気がつきました。


  不思議に思って調べていくうちに、『カフェアルファ』の所在地とされる場所が、
  三戸海岸のすぐ南(黒崎の鼻)であり、自分が通っていた小網代の森が、
  ミサゴの居住エリアであることを知らされたときの 衝撃


  現地の風を味わい、現地を愛するタイプの旅をされる方なら、
  この時以降、『ヨコハマ〜』 の物語にすさまじい愛着を抱くようになった
  僕の気持ちを、苦も無く ご理解いただけるのではないでしょうか?



  あれから さらに2年のときが流れ…

  『ヨコハマ〜』 の連載も終わり、作者である芦奈野先生が
  提供してくださった「夕凪の時代」を検証するヒントは、
  今や、すべて僕らの手の内にある状態となりました。


  僕自身で、この寂しくも愛おしい世界を考察したい… と、
  2年前からたびたび考えてはいたのですが、
  何しろ 『ヨコハマ〜』 は、長い歴史と多くのファンを持つ漫画…

  後発の僕の生半可な知識だけでは、はたしてどこまで見渡せるやら…




  そんな時、ふと思い当たったのです。

  『自分がこの4年間に三浦を愛して得た、
  現実の三浦半島についての 生の知識』
で、
  『ヨコハマ〜』を読み解くことはできないかもの…? と。


  現地の人が抱いている「当たり前」の三浦ではなく、
  未踏の人が抱いている「想像」の三浦でもない、三浦半島観…

  『半現地人』の自分こそ、
  『ヨコハマ〜』 と 『現実の三浦半島』 の掛け橋
  と なりうるのではないか…? と。


  いや、なるべきである と!!




  …と熱意に燃えて走り出しましたが、
  ようは 「三浦知識」 と 「ヨコハマ愛」 を
  周りにひけらかしたいだけなのかもね自分、ホホホ


  同じ『ヨコハマ〜』ファンの皆さんと、「夕凪の時代」への憧憬を
  あたためていければ良いな〜と思っています。

  ではでは、夜露死苦のほどー。


                                    (2006/11/09)




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