■ 三国峠
山梨県 南都留郡 山中湖村
【最寄】 不明
撮影 2008/05/24




 アルファさんが旅先で「とうもろこし」焼いて日銭を稼いでいたのは、富士山 の近く、山中湖 のすぐ東にある、三国峠パノラマ台 と呼ばれる小さな広場だそうです。


 僕がここを訪れることができたのは、本当に偶然でした。


 2008年5月に、富士五湖を見て周りたい』 と言い出し、その運転手として同行することになったのですが…

 ふと、ヨコハマ名所の1つが近くにあったのを思い出して調べた所、ちょっと寄り道すれば辿り着ける距離にあったので…

 「景色が良いのです」 という理由で、無理にルートに加えたわけです(笑)


 つまり、今回の写真は、僕の父がもたらしたもの。 いくつになっても持つべきものは親だと痛感せずにはおれません(こんなときばっか)








 さて、山中湖湖畔から、飾り気のないアスファルト道路 (山梨県道730号) をクネクネと登っていくと… 3キロちょっとで パノラマ台 に到着です。

 徒歩だと大変な山道も、自動車だとアッという間ですね。

(とか言いつつ、最初は間違って国道413号(道志みち)のほうに進んでしまい、「おかしいなぁ。 プリントしてきた地図には、小さなトンネルなんか無いんだけどなぁ?」 などと言いつつ、5キロほど進んで ようやくおかしい事に気づき、あわててUターンしてきたのですが…(笑))



 広場に自動車を停めて、一服。

 アルファさんが もろこし を焼いていた場所には、現在はまだ 公衆トイレ が設置されているため、ちょっと複雑な気持ちがしますが…


 いやいや、だからこそ皆、トイレの心配をせずに心置きなく三国峠の絶景を楽しめるのです。 設置して下さった方に感謝です。
















 ここからは、眼下に広がる 山中湖 と…

 そして、雄大なる 富士山 が一望できるのです。





僕は一望できませんでしたが (泣)


 実はこの日は、時おり小雨もパラつく不安定な天候で… かろうじて雲の隙間から、雪の筋をともなった富士山の斜面が目視できた程度だったのです。
(一番下の写真)


 むしろ、これだけ曇りながらも、山中湖が目視できた幸運に、感謝すべきかもしれませんね。

 再訪を心に誓って、山中湖へと戻っていった我々家族でありました。






 左の写真は、この広場の最も富士山寄りにある、幅2メートルほどの小さな小さな展望ポイント。

 障害物も全く無くなるので、撮影に向いています。






 こちらは、広場のそばから南東に続く上り坂を撮影したもの。

 コミックス8巻・111ページの最初のコマは、このアングルではないかと思います。






 これは、ふもとの山中湖から撮影した、三国峠のある三国山… だと思います。

 8巻・104ページの、アルファさんのもろこし屋台の後ろに見えているゆるやかな輪郭も似ているので、多分間違いないと思います。





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