■ 城ヶ島公園
神奈川県 三浦市 三崎町 城ヶ島
【最寄】 京急バス 『 白秋碑前 』
撮影 2005/10/23 ・ 2006/11/22






 『城ヶ島公園』 は、城ヶ島の東部にある公園です。


 三浦半島有数の初日の出スポットでもあり、それは夕凪の時代においても変わっていないようで、アルファさんも何度か元旦に訪れております。


 アクセスは、京急『三崎口』から、30分に1本程度の割合で出ている 『城ヶ島』行きのバスを利用します。

 最寄のバス停は、城ヶ島大橋を渡り終わって、ぐるりとカーブする坂を降りきった所にある『白秋碑前』

 バス停のすぐ西にある駐車場をナナメにつっきって進むと、車道をくぐる短いトンネルがあります。 その向こうの左へとカーブしていく坂道を進めば、5分とかからずに公園の駐車場が見えることでしょう。

 駐車場を突っ切って東へ進めば、やがて公園の入口が見えてきます。






 園内の通路は、大ざっぱに8の字型になっているので、行きと帰りで左右それぞれのルートを通れば、園内のほぼ全てを見てまわれます。


 南側の所々に、太平洋を望める、視界が開けた場所があります。


















 公園の奥(東)のほうには2つの展望台がありますが、それぞれがあまり離れていないので、遠景は似たようなものです。



 東に、房総半島


 南に、太平洋と大島、眼下には岩中心の浜。


 西に、園内の林や富士山城ヶ島大橋


 北には、宮川の風力発電プロペラや、岩堂山大楠山 が見られます。








 アルファさんたちが房総半島から昇る初日を拝んだのは、この公園の東端にある広場です。

 現在はなだらかな斜面をともなう広場ですが、「夕凪の時代」には土地を平らにならし、東側の木々を伐採して、房総半島を望む景観地としているようです。

 左の写真のとおり、奥に行くほど少しずつ地面が傾斜しているのですが…
ちと分かりづらいですね。










 公園の東端まで来ると、ちょっと気づきにくいですが、浜に下りていくための階段があります。

 その先には、林の中のや、安房崎灯台が…

 付近には常に釣人が見られます。


 夕凪の時代をむかえると、この一帯は海中に没してしまいます。
城ヶ島は、東部だけで200メートル近くちぢんでしまうわけです。










 南側へまわっていけば、城ヶ島南岸の急な斜面がドーンと彼方まで連なっている光景を楽しめます。

 西へ進むほど足場が少なくなるので、注意です。

 このあたりには2ヶ所ほど、展望台に戻れる階段が設置されています。














 ちなみにこの公園… ゲート状の出入り口でありながら、どうも24時間開放されている場所のようです。 朝早くから釣りをしている人もいますし、夜景を見ていても閉園する気配がありません。

 なので、夕景や夜景を楽しむスポットとしても、ちょっとオススメです。
(帰りのバスの時刻にだけは注意しましょう)


 残念なのは、やや背の高い外灯が、常にともっていること… 公園なので安全上しかたないとは思うのですが、せっかくの星空や夜景が霞んでしまいます。

 それでも、彼方でうっすらと光る大島の灯火や、剱崎灯台のグリーンの煌めき、
ライトアップされた風力発電プロペラに、天の川のような城ヶ島大橋と、360度まんべんなく楽しませてくれます。

 北の空がぼんやりとオレンジなのは、ヨコハマの街の明かりでしょうか?

(左写真の夜景は、上から順に『剣崎と房総半島』、『宮川の風力発電プロペラ』、『城ヶ島大橋』です。)



 なお、本当の暗闇をお求めの方は、城ヶ島南岸のがオススメです。

 が、本当に一切外灯の無い場所なので、明かり無しでは絶対に行かないこと

 途中の木々のトンネルの中では、夜明かりは全く期待できず、溝に転落してケガをする危険があります。





[ 戻る ]